バナナは、手軽に食べられる栄養満点なフルーツとして、多くの方に愛されています。しかし、夏場になるとすぐに黒ずんでしまい、食べ頃を逃してしまうことも…。
実は、バナナを冷蔵庫に入れると、皮が黒くなってしまうんです!
冷蔵庫の低温は、バナナの熟成を妨げ、皮を黒くしてしまう原因となります。
では、夏場のバナナを美味しく長持ちさせるには、どうすればいいのでしょうか?
夏場のバナナの正しい保管方法
- 常温で保管する
バナナは、13℃~23℃の室温で保管するのが最適です。冷蔵庫の低温はNGです。
- 吊るして保管する
バナナは、茎からぶら下がっている状態で熟成が進みます。バナナスタンドやフックなどに吊るして保管しましょう。
- 新聞紙で包む
新聞紙で包むことで、エチレンガスの発生を抑制し、皮が黒くなるのを遅らせることができます。
- 完熟後は個別にビニール袋へ
完熟後は、個別にビニール袋に入れ、輪ゴムで密閉することで、追熟を遅らせることができます。
- 完熟後は冷凍保存も可能
完熟後は、皮をむいてラップで包んで冷凍庫で保存することもできます。
バナナの皮が黒くなる原因
バナナの皮が黒くなるのは、主に以下の3つの原因が考えられます。
- 低温:冷蔵庫の低温は、バナナの熟成を妨げ、皮を黒くしてしまう原因となります。
- エチレンガス:バナナは、熟成する過程でエチレンガスを発生します。密閉された空間ではエチレンガスが溜まり、皮が黒くなるのを早めてしまいます。
- 衝撃:バナナは衝撃に弱く、ぶつけたり落としたりすると皮が黒くなりやすくなります。
完熟バナナの活用方法
完熟バナナは、皮が黒くなっても中身は問題ありません。むしろ、甘みが増して美味しくなっています。
- そのまま食べる
- スムージーやジュースにする
- バナナケーキやパンケーキに使う
- 冷凍してアイスにする
完熟バナナは、様々な料理やスイーツに活用することができます。
まとめ
バナナは、常温で吊るして保管するのが基本です。完熟後は個別にビニール袋に入れて、追熟を遅らせましょう。
バナナの皮が黒くなっても中身は問題ありません。完熟バナナは、様々な料理やスイーツに活用することができますので、ぜひ試してみてください。
バナナの正しい保管方法で、夏場も美味しく長持ちさせましょう!