剣道は、日本の伝統武道の一つであり、精神鍛錬と体格向上に効果があるとされています。しかし、防具は汗や臭いが染み込みやすく、適切な手入れと保管をしなければ、カビや虫食いの原因となってしまいます。
今回は、剣道防具の保管方法について、日々の手入れから長期保管までを徹底解説します。
1. 日々の手入れ
1.1 面
- 練習後は、面手拭いで内側の汗を拭き取る
- 消臭スプレーを全体にまんべんなくふりかけ、新しいタオルで拭き取る
- 面ぶとんを濡らして形を整え、ドライヤーで乾燥
- 日が当たらなく、風通しの良い場所で陰干し
1.2 小手
- 消臭スプレーを外側と内側にたっぷり染み込ませ、2分程度染み込ませる
- 外側と内側両方から丁寧に拭き取る
- ある程度乾いたら、陰干し
- 日に当てるとカピカピになるため、必ず陰干し
1.3 胴
- 特になし
- 水拭きで掃除したい場合は、きれいになるまで拭き取る
1.4 垂
- 垂紐が丸まらないように、アイロンなどで癖をつける
- 消臭スプレーをかけ、拭き取ってからアイロンをかける
- 陰干し
2. 長期保管
2.1 防具を完全に乾燥させる
- 日々の手入れで紹介した方法で、面、小手、胴、垂を完全に乾燥させる
2.2 防虫・防カビ対策
- 防虫剤や乾燥剤を一緒に保管する
- カビが心配な場合は、乾燥剤を多めに置く
2.3 形崩れを防ぐ
- 面や垂などに変な形がつかないように、規則正しく並べて保管する
- 面布団を詰めたり、垂を丸めて保管するのも有効
2.4 竹刀の保管
- 竹刀を一本一本バラす
- ささくれなどがある場合は、やすりで削る
- 竹刀全体を椿油などの不乾性油で拭く
- 元通りに仕組んで保管
2.5 竹刀の長期保管
- 上記の方法で竹刀をピカピカにする
- 高級椿油で仕組んだ竹刀を、日が当たらず風通しの良い場所に保管する
3. まとめ
剣道防具を長持ちさせるためには、日々の手入れと長期保管が重要です。今回紹介した方法を参考に、大切な防具を大切に保管しましょう。
正しい手入れと保管をすることで、防具の劣化を防ぎ、長く快適に使用することができます。
剣道ライフをより充実させるために、ぜひこの情報を参考に実践してみてください!