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【感想】韓国のZ世代女子に「人間失格」が刺さりすぎて"5年間ずっとベストセラー”の異常人気に「18歳ですが日本特有の静けさと残忍な内容を黙々と語る文体が…」

 

太宰治が韓国で!

bunshun.jp

韓国で、しかもZ世代の女子に!(というか海外でも今の若い子のこと“Z世代”っていうの?)5年間ベストセラー!(5年前から“Z世代”って言葉あったっけ?)

 

装丁が変わればお洒落な本って感じがしますね。

 

装丁を比較してみた

 

韓国版

韓国書/日本文学/ - YRBYYRBYYRBY 太宰治 原題:人間失格 (1948)/韓国から出荷

 

日本版 文響社(これはめっちゃお洒落)

小説 人間失格

漫画 人間失格

 

日本版 新潮社(個人的にはかなりしっくり来る)

人間失格 (新潮文庫)

 

日本版 集英社DEATH NOTE好き・ジャンプ好きに響きそう)

人間失格 (集英社文庫)

 

日本版 KADOKAWA(ちょっとよくわかんないや)

人間失格 (角川文庫)

一度は読むべきです(よね?)

僕の場合、小説を読むようになったのが28〜29歳くらい。

つまり、めちゃくちゃ遅いんですね。

 

そんななか、本を読んでみようと「青空文庫」で初めてちゃんと読んだ小説じゃないかしら。

しかも、昔の話なのに共感できてしまう。

おそらく、誰もが持っている・眠っている人間としてのクズさ、甘え。

ここまで堕ちられないとしても、ついつい流れに身を任せるとこうなるよ、という末路が見えてしまう作品。

 

ただ、韓国の女子に人気ってすごいですよね。

不思議。

 

映画版

 

数ヶ月前、アマゾンプライムビデオで妻と楽しみに観たんですが、
人間失格」の映画版じゃなかったんです。

 

もう一度言いますね。

 

人間失格」の映画版じゃなかったんです。

 

たしかによく見るとなにやらちっちゃくサブタイトル書いとる!